R&Dトップメッセージ

取締役常務執行役員 研究開発センター長、GX推進部長 浅田 英志

現在、世界は不確実性に満ちており、未来予測が困難な時代といわれています。このような時代に好機をとらえるためには、変化への柔軟かつ素早い対応が必要です。
各国・各企業がカーボンニュートラル宣言を行い、企業は経済的価値だけでなく、社会的価値にも等しく目を向ける経営にシフトしています。さらに、研究開発の領域ではデータサイエンスの活用が進み、従来の労働集約的開発からの脱却とともに、共創を強く意識した新たな価値創造を迅速に実行していく開発に大きく変化している状況にあると感じています。

積水化成品グループの研究開発は、サステナブルな成長に向かって、環境・社会貢献と経済価値を共存させ、独自の取り組みであるSKG-5Rを軸に、さまざまな仮説を立て・試し・育て・新しい事業の創出を推進しています。
開発者として、将来の社会変化を想像し、成したい思いを持ち、消費者の感動する姿を思い浮かべて研究開発を推進することが、何よりも重要だと思います。

今まで培ってきた技術にとどまらず、デジタル技術や外部からの知識も積極的に活用し、人間力を持ってSEKISUI KASEI独自の研究開発を推進していきます。

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